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よんひゃく字ヅメ
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Potiche
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Potiche を観て来ました。




Potiche とは、大型の陶器の事でもありますが、この映画では、「置物的人物」という意味です。


出演は、
マダム・ピュジョル・・・カトリーヌ・ドヌーヴ、
ムッシュウ・ピュジョル・・・ファブリス・ルキーニ、
マダムに手を貸す左派の市長・・・ジェラール・デュパルデュー


大物がたくさん出ているコメディー映画。

フランソワ・オゾン作品だし、面白くないわけがない!

傘工場経営のムッシュウ・ピュジョルが、工員のストライキで、職場に監禁されてしまい、その後、妻を中心とした、経営者側家族の交渉で 解放されるのですが、心労から発作を起こして、ダウン。
倒れた、ピュジョル氏の代理として、家族から「potiche」と思われていた、専業主婦のマダムが
夫の代理で、工場の采配をふるう事になり・・・。


物語は、1977年の設定になっていますが、(77年でもう、大型食器洗い機がキッチンにあるマダム・ピュジョル、羨ましい!)ストの話や、ワンマン社長のムッシュウ・ピュジョルの発言なんかで、現実の2010年を思い起こさせます。社長の発言の中に何度も、現フランス大統領の発言のパロディー が出てくるので、皮肉好きなフランス人観客の一部には、笑い過ぎて泣き出しそうな人もいたり。(実際、ずっと大笑いしていた後ろの席のマダム、終了後に涙を拭いていました)
庭仕事と詩を書くのが好きな専業主婦が、夫の代理で仕事をしているうち、自分でも思わぬ力を発揮して、みるみる変身していく・・・。フェミニスト的な 女性の人生のサクセス・ストーリー、と言ったところ。すっかり、フェミニスト的になった私は、マダム・ピュジョルの大活躍に胸のすく思いがして。
「専業主婦」と言いつつも、物語が進むうち、マダム・ピュジョルの過去の ” いたずら ” も ちょこちょこと発覚し、くすくす笑ってしまいました。
このカトリーヌ・ドヌーヴの演じるマダムが、一般的に 他の国の人達が想像する「フランス人マダム像」の典型なんじゃないでしょうか?
(でも、フランスの主婦が 皆、マダム・ピュジョルだとは、思わないで下さいね。)




ちなみに この映画、邦題は、「しあわせの雨傘」というのだそうです。邦題が決まっていると言う事は、日本でも公開される筈。フランス現大統領の有名な(スキャンダルになった?)セリフを勉強してから、見に行くと面白いかも?
by masako_et3filles | 2010-11-16 17:08 | おでかけ
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